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暖かな家で健康長生き!

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/11/14 暖かな家で健康長生き!

住まいの断熱化がいかに大切か。

量産メーカーから、最近は地場の工務店まで、高断熱化をうたいますがそれには根拠があります。

でもそれはほんのここ数年のことで、それまではそのエビデンス、根拠が明確にはありませんでした。

 

以下にその明確な根拠のひとつ、国の調査結果を上げてみたいと思います。

 

まず下の資料①②は朝起きたときの居間の室温が低いほど、そしてそもそも室温の低い家に住む人ほど、高血圧となり、しかも高齢になるほど影響が強く出るという調査結果資料です。

 

資料①

001218766-2

資料②

001218766-3

              

下の資料③④は、寝る前の室温が低いと夜間頻尿のリスクが高くなり、特に室温18℃以上に比べ12~18度未満の家に住む人は1.6倍、12℃未満の家に住む人は3.0倍夜間頻尿の確率が高くなること。そして高断熱化し、室温を上げれば夜間頻尿が減ることを表した調査結果資料です。ちなみに夜間頻尿は寝不足による睡眠の質の低下や夜中の暗さの中での転倒などによる怪我のリスク、寒い中での寝起きによる循環器系疾患のリスクにつながります。

 

資料③

001218766-6

 

資料④

001218766-7

 

上の①~④の資料はいずれも国交省発表の資料の抜粋です。

「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査の中間報告」

という報道発表資料で、国交省のホームページで公表されているものです。

実際はもっといろいろと資料があるのですが、わかり易いところのみ抜粋してみました。

これはまだ中間発表であり、途中経過なのですが少なくとも国の発表です。

国が明確に、室温の低下による健康への悪影響を調査結果から得、住まいの高断熱化との関連性を公表しています。

実はこういった住まいと健康に関する調査では慶応大学の伊香賀教授が最先端をいっていて、

伊香賀教授が出されている資料のほうがこの国交省の資料よりもはるかにわかり易いのですが、

ここで重要なのは、一部の研究者が言っていたり、どこかの企業が発表していたりではなく、国が発表しているという点です。

ちなみにこの国交省の調査も伊香賀教授が中心となってされています。

 

このように住まいの高断熱化は健康面でもとても重要です。

高断熱高気密化は実際には健康面だけでなく、様々に重要な側面があるのですが、今回は健康面のしかも国の発表に絞ってみました。

これらは少なくとも我々住宅提供者が、高断熱高気密の住まいを提供する理由の一つです。

 

ですから是非とも、住まいを新築する、建て替える時は高断熱高気密にしてください。それが命にかかわりますので。

百歩譲って命を落とさなくても健康寿命に関わります。長生きしても不健康では意味がありません。健康で長生きすることが重要です。

 

とりあえずは高齢になればなるほど、冬、お部屋は暖かく、出来れば夜中も緩く暖房をつけて、寝室を極端に寒くしないよう、もしそれが出来ないのなら、せめて起きる前にタイマーをかけて、起きたときは部屋が暖まっているようにすることを強くお勧めします。もちろん、開放型灯油ストーブは危なくて使えません。ただの電気ストーブもものすごく電気代がかかるのでお勧めしません。お勧めするのはエアコンです。タイマーが使えて、火は使わないので安全、あらゆる暖房器具の中で一番光熱費が安いからです。でもそれでももったいないというのが、いかんせん日本人の多くの特性です。特に高齢者の方は節約志向なのです。しかも節約して我慢します。寒くても我慢します。我慢はともかく、節約志向は決して悪いことではないのですが、それで命を落としたり、寿命を縮めては本末転倒です。だからこそ、高断熱高気密化は必須なのです。そうすればより少ない光熱費で済み、それを気にしなくて済み、我慢しなくて済むのですから。

 

これから住まいを検討する方は、一にも二にも高断熱高気密をしっかり押さえ、そして次に、間取りやデザインや素材、設備を検討してください。

少なくとも当社はそのような思いで住まいづくりを推進しています。

 

 

 

 

 

 

 

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