令和３年度地域型住宅グリーン化事業 グループ募集の開始 ～地域の中小工務店等が連携して取り組む良質な木造住宅等の整備を支援します～

今年も国交省の

地域型住宅グリーン化事業の

補助金募集が開始されました。

今年度の割り当ては総額140億円！

コロナ過でもあり、どうなるかと気にしてましたが

予算が付いて良かったです。

趣旨としては

「地域における木造住宅の生産体制の強化、環境負荷の低減等を図るため、

地域の木材関連事業者、流通事業者、建築士事務所、中小工務店等が連携して取り組む、

省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備を支援し、

若者、子育て世代に対して支援を行う」

というものです。

要するに

施工棟数年間５０棟以下の中小地場工務店が性能が高く、省エネ性に優れた

木造住宅を建てたら、補助金を出しますよ

というものです。

数年前から毎年行われています。

新築住宅の場合、主に長期優良住宅とゼロエネルギー住宅に対してですが

この補助金の額が凄いです。

 

 

上の資料のとおり、優に百万円越えです。

これに応募するにはもちろん性能の高い住まい、

省エネ性の高い住まいの建築が必須になりますが、

①構造計算（許容応力度計算）のうえの耐震等級３、

②UA値0.46基準、

③C値0.8基準

④長期優良住宅認定

⑤BELS取得

以上の①～⑤までが標準の当社なら、

どの補助金も容易に応募できちゃいます。

6/23までの応募期間が設定されてますが

今年は４件、応募させていただきました。

ただ、応募者多数の場合は、抽選になるので

必ずではありません。

どれくらいの応募があるでしょうか。

金額が大きいだけに、

是非通ってもらいたいと思います。

ただ、通るとそのための仕様変更（国産木材の割合が多くなります）や

各種の国交省への提出資料の作成、

また、間違いなく建てた証拠写真としての各種現場写真など

あらゆる資料を国交省へ提出するので

工務店としてはかなり膨大な作業量負担となり大変です。

でも、お施主様にメリットがあるだけでなく、

この補助金が使えることは

性能が良く、省エネ性能も高い家を建てているお墨付きでもあり、

当社の建物が国交省に評価されているようで嬉しく、

応募しがいもあります。

補助金を受けるタイミングもありますが

当社の場合、多くのお施主様が

この補助金を活用されています。