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「燃料貧乏」にならないために

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/02/16 「燃料貧乏」にならないために

ここに年間のエネルギーコストのデータがあります。

家庭の光熱費の全国平均が22.2万円、

関東甲信地域で年間22.6万円、約¥18,830円/月です。

もし35年ローンを組んだら

22.6×35で7,910,000円です。

単純計算上ですが、ものすごい金額です。

もちろん、家族構成、使用頻度、経済観念、節約志向などで

変わってきます。

今までは、使う家電などを省エネタイプにするなどして

この光熱費が変わってきました。

でも今は、それだけでは足りません。

例えば給湯器一つとっても様々なタイプがあります。

数年前、特に東北震災前までは、エコキュートに代表される

オール電化が隆盛を極めました。

家に一切ガスを引かず、暖房も給湯も電気のみにします。

当時でこのエコキュートを採用するのに一件あたり約50万円くらいでしょうか。

ですから少し資金に余裕のあるご家庭が採用していました。

でも今、肝心なその電気料金は、値上がりし続けています。

光熱費が安くなるというメリットでオール電化にしたはずなのに、

今、狙い通りには決してなっていないのです。

しかも単に使った電気料金だけでなく

一律に請求される再エネ発電賦課金も上がり続けています。

いわゆる太陽光発電の買電の原資になるものです。

ちょっと前まではひと家庭で数十円だったものが

いまや数百円、場合によっては千円を超える金額になっています。

太陽光発電を使っているご家庭ならまだしも

そうでないご家庭は、まったくの負担増です。

 

このような状況下で、

どんな住まいにして光熱費の低減を図るかは非常に重要です。

どんな給湯器、どんな照明、どんな設備などなど。

これらのことは、資金に余裕があるから採用するなどという問題ではありません。

もし、資金が無いからと、それらを無視した家づくりをしてしまえば

例えばローンに加えて光熱費、つまり生活費にも圧迫され、新築でありながら

高い光熱費を支払わなくてはならない「燃料貧乏」になりかねません。

しかも、これを実現するためには

設備仕様の取捨選択だけでなく、地味で丁寧な施工がとても重要です。

この地味で丁寧な施工の重要性を、どこまで理解しているか?

先日、ある他社のリフォーム工事現場を見る機会がありましたが、

そこで見たものは、驚くべきものでした。

上のほうの壁全面に断熱材が入っていなかったり

銘柄も性能も違う断熱材を

平気で同じ天井に並べて施工していました。

恐らく会社に余った断熱材を使ったのでしょう。

もちろんそんな現場は断熱材の「入れ方」も非常に雑でしたが

それらが断熱性にどれだけ悪なのかの意識が、まったく欠けています。

でも恐らく、そんな意識の低い業者は、「うじゃうじゃいる」かもしれません。

それだけ、まだまだ一般の方だけでなく、我々業者にも

エコだったり、省エネだったり、健康や快適に関する知識、意識

断熱気密に関する知識、意識が低いのが多いのが悲しいかな現状です。

今、ヒートショックがさかんにマスコミなどでも話されるようになったので

一般の方も、そのあたりの知識が豊富になってきましたが、

まだまだなのです。

 

健康で快適で、末永く光熱費を心配しないためにも

それに適した設備の取捨選択と高断熱高気密は絶対欠かせないのです。

 

 

 

 

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