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国交省の平成30年度説明会

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/02/21 国交省の平成30年度説明会

先日、国交省の来年度(平成30年度)の施策説明会へ行ってきました。

具体的には

国交省住宅局住宅生産課による

平成30年度の各種支援制度の予告説明会で、

実際には、年度末、国会での予算成立後に

確定される内容の予告です。

 

住宅だけでなく、ビルなどの大規模建物や

新築だけでなくリフォーム物件なども含めた

説明会なので、内容は多岐にわたりましたが

住宅の、特に新築ではより

省エネ化、ゼロエネ化を推進し、

それを補助金などでバックアップしていくというのが

大筋の話でした。

 

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上の中の金額にあるように

今年度より若干、一棟あたりの補助金額が下がりましたが

依然として、大きな金額です。

実際にはこれに地域材などの補助金が10万円程度加算されるので

一件あたり150万円補助などのケースとなります。

契約金額の1割り近い額です。

グレードアップしてかつ補助金がもらえる

もしくは

グレードアップ分は補助金で賄える

補助金でグレードアップ分の足しにできる・・・。

住宅会社によっていろいろですが

頂ける補助金は頂きましょう、挑戦しましょう!

我々が普段支払っている税金から支出されるわけですし

払った税金を取り戻すくらいの意気込みで!

 

それから例えばゼロエネルギー住宅には

主に経済産業省と国交省の両方が補助金を設定していますが

経産省は大手ハウスメーカーも対象にしているのに対し、

国交省は、地場工務店など中小の建築会社を対象にしていて

金額も経産省よりも大きいです。

国交省は我々の味方ですね!

当然、競争率低いです!補助金獲得率高いです!

あくまで中小建築会社だけを対象にしているので

我々としては積極的に活用していきたいところですが、

逆を言えば、それだけ国の方向性に対して一般的に遅れているということでもあります。

魅力的な補助金で全国で着工する戸建て注文住宅の半分以上を施工している

中小工務店業界全体の住まいの質の底上げをしなくてはいけない現状ということです。

間取りや、デザイン、素材だけで施主の要望に応えているだけではダメだと、

暗に国は言っています。

 

この補助金ですが、国交省も経産省も

審査、もしくはほぼ抽選であり、

手を上げれば必ず受け取ることができる

ものではありません。

また、補助金を受ける資格を得るには条件があり、

特に仕様の条件が設定されています。

基本的には性能の高い住宅を対象としていて

例えれば

普通のカローラをハイブリッドカローラにしなくてはなりません。

この要件に合致させた仕様にするのに

いったいいくら金額がアップするのかは

各建築会社によります。

普段からハイブリッドカローラ仕様の住宅を提供している工務店は

仕様変更に伴う金額アップは少額でしょうが、

ノーマルなカローラを提供している工務店は

場合によってはかなりな金額アップをしなければいけない可能性があります。

どれくらいアップするかで、普段どの程度の仕様の家を提供しているかが

わかるかもしれません。

一番いいのは、補助金要件に当てはめても、まったく金額アップしませんよ

というのが良く、補助金がまるまるお施主さんの懐に入るわけですが

それはなかなか無いでしょう。

手間でも具体的に見積もりを取って、比較するのが

一番わかりやすいかもしれません。

ちなみにノーマルカローラは安いですが、燃費が悪く

ハイブリッドカローラは少し高いですが、燃費が良いです。

クルマ以上に長く使用する住宅は、クルマ以上にハイブリッドにする

メリットがあります。

クルマは正直、ハイブリッドにしてトータルな経済性を得るのは今のころ微妙ですもんね・・・。

クルマは環境に優しいという自己満足の世界になりがちですが

住宅はそうではありません。

 

 

それからこの補助金要件の仕様、性能値は、実はそんなに難しいものではなく

意外や、簡単にクリアできるハードルです。

あと何が大変かというと、一般的には作成しない書類が

様々必要になりますので、その複雑さ、煩雑さが

建築会社としては、ストレスになりやすく、敬遠する会社も多いかもしれません。

ただ、先ほども言ったようにこの性能値はかなり低いハードルであり

これをクリアすることを敬遠するのは、住まいを提供する会社としては

いかがなものかと思われるのと

書類等の煩雑さは、一種の慣れであり、

お施主さんの利益を思えば、敬遠している場合のものではありません。

ちなみに補助金の「ほ」の字も言わない、

その可能性をお施主さんに話さない建設会社は論外ですが・・・。

 

そもそもですが本来この補助金要件の仕様は、

健康で快適で省エネな生活を送るための最低必須条件と言っても良いものですから

補助金があるから採用するとか、無いから採用しないというようなものではありません。

補助金の有る無しにかかわらず、やるべき、採用するべき仕様です。

これからの住まいは。

ですから弊社では、太陽光は除きますが(商品によっては標準です)、あとは標準仕様としています。

それが国の方向性でもあり、温暖化を防ぐ世界の方向性でもあり、

なによりも、間違いなく住む人のための仕様です。

 

 

 

 

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