健康住宅

スタンダードホーム

049-293-2472

〒350-1152 埼玉県川越市砂久保143-6

営業時間 9:00~18:00

ブログ

健康住宅

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2017/11/16 健康住宅

今から15年くらい前、

健康住宅という概念はほぼありませんでした。

住宅会社によっては、それを「売り」にしている会社もありましたが

その内容は自然素材をふんだんに使っているから

工業製品部材の使用を控えているから

健康に良いという、ほとんど根拠のない

非科学的なことをもとに、うたっていました。

ですから当時、健康住宅という宣伝文句は

いかにも嘘くさい、あいまいな広告宣伝のコピーにすぎませんでした。

 

しかし現在は違います。

明確に、科学的根拠を持った「健康住宅」があります。

それは自然素材を使うのでもない、マシーンが備わったということでもない

単純明快、「温度差の少ない、寒くない家」のことです。

温度差が大きいと、様々な疾患が発症し、

場合によっては死に至ることが、わかってきました。

少なくとも交通事故の死者数よりも多いことがわかってきました。

また、日本は長寿国と言われていますが

必ずしも、健康のまま人生を全うしているかというとそうでもなく

健康でいられる寿命はもっと少なく、

それ以降の不健康な状態で人生を全うすることが多いことも

わかってきました。

 

日本は寒さをしのぐのに衣服の重ね着を旨としていて

寒い室内でも、厚着をしてしのぐことが普通でした。今も。

ですから、入浴時、寒い脱衣場で

いきなり衣服を脱いで、身体が急に冷やされて入浴。

そうして血圧の乱降下により、死に至るのです。

また、寒さが人を強くするという、乾布摩擦や

冬での薄着、子供は冬でも薄着して外で元気に遊べば

カゼひとつひかない、というようなこれまた根拠のない

ほとんど信仰に似たようなことに左右されてきました。

 

寒い冬にこたつに入って出られなくなることがあります。

こたつが手離せなくなると、トイレに行くのも億劫になります。

こたつがある部屋が寒く、トイレへ行く廊下が寒く

トイレ自体も寒いから、億劫になるのです。

ですから排尿を我慢しがちになるのです。

これが夜寝ている最中ならなおさらです。

寒い室内に起きて、トイレなど行きたくなくなります。

不健康まっしぐらです。

加えて、それが当たり前と思っている節がある人のなんと多いことか。

つまり部屋は寒くて当たり前。

でもこれが室内の温度差がなく、適度な温度を冬でも保っていられたら

夜中も保っていられたらトイレに行くにも躊躇することがなくなり、

きちんと排尿できるようになります。

さらに暖かく温度差のない家の場合

家の中で使える範囲が広くなります。

どこへ行っても寒くないからです。

これがこたつのみ暖かく、あとは寒いというよくある住まいの状態だと

こたつの場所だけが、唯一我が家での居場所になってしまいます。

ですからまず、こたつを必要としない住まいを計画し、

温度差の無い住まいを計画し、

どこでも躊躇することなく行ける、行動できる住まいにすることが重要です。

でないと、せっかくの住まいも、寒くて使える、行動できる範囲が

すごーく狭くなってしまい、何のために間取りを考え抜いたか

わからなくなってしまいます。

 

室内の大きな温度差は、住んでいる人を不健康にし、

家の狭くする。

 

このことは非常に重要で、ですから温熱を考えた住まい

断熱気密をしっかり考えた住まいが、とても重要です。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
スタンダードホーム
〒350-1152埼玉県川越市砂久保143-6
TEL: 049-293-2472 FAX:049-293-2473
URL: http://standard-home.com
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

TOP