高断熱の反対、低断熱とは

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高断熱の反対、低断熱とは

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2017/11/10 高断熱の反対、低断熱とは

2017-10-19-16-07-55

 

この写真はなんでしょう?

窓が見えます。

エアコンの室外機が見えます。

赤いところは温度が高そうですね。

青いところは温度が低そうで、壁のようです。

その通りなんです。

色は見たまんま、温度の高低を表しています。

赤いところが、すごーく赤いので

暖かい家なんだろうなと、うっかり思ってしまうのですが

いえいえ、これはトンでもなく寒い家なんです。

これは冬、家の窓を外からサーモグラフィーで撮影した画像で

表面温度の高低を色で表現しています。

窓の部分が赤いのは、窓の表面温度が高いからなんですが、

このアングルからくる表面とは、外部の表面です。

窓の外側の表面の温度が髙いので、赤くなっているのです。

なぜ窓の外側の表面の温度が髙いのか?

それは室内で暖房していて、その暖かさが窓に伝わり、

さらに外側へ伝わっているからです。

つまり、室内の暖かさが

窓のガラスや枠を伝わって外へ逃げているということです。

暖房のダダ洩れ状態です。

もっと言えば、エネルギーのダダ洩れ、

電気代のダダ洩れ(暖房器具がエアコンなので)なのです。

ちなみに石油ストーブだとしても同じです。

なんと、室内の暖房エネルギーが外へ漏れ、

外の空気を温めているのです。

大げさに言えば地球を暖めているのです。

地球が暖まるわけがありませんが・・・。

空恐ろしい画像、空恐ろしい住宅なのです。

冬でもなにか寒い、すごーく寒いという住まいは

このような状態になっていることが大いに考えられます。

 

実はこれ、ある大手建材メーカーのショールーム内の体感施設なのですが

旧時代の断熱(低断熱もしくは無断熱)の住まいのモデルを建て

その中で、暖房を利かせ、部屋を暖めた状態を

マイナス0℃に設定し、寒い冬を再現した外からサーモグラフィーで

撮影したものです。

低断熱住宅にしろ高断熱住宅にしろ、室内側のサーモグラフィー画像は

何度も見たことがあるのですが、

この外からのサーモグラフィー画像は、初めて見ました。

新鮮でもあり、ショッキングでもありました。

なぜって、低断熱の住まいの

いかに外部へ暖房が逃げているかの状態が一目瞭然なのですから。

ちなみに低断熱にも拘わらず、壁の色が青く表面温度が低いのは

断熱材が少なかったり、無かったりしたとしても

壁体内の通気層で、漏れた暖かさが拡散してしまい

外壁の外側まで伝わってこないからだろうと想像します。

だけど窓は、ガラス1枚のみで、枠もアルミですから

室内の暖かさが直接外部へ漏れ出て、

写真のように赤くなるのです。

アルミなんて、鍋でいえば一番熱が伝わりやすいですよね。

すぐにお湯が沸きます。

そんな超熱伝導率が高いようなアルミ、

これが枠にはめられているのですから・・・・。

熱は逃げるし、外部の冷たさは入ってくるし、結露はするしで

住まいの進化の過程、窓の進化の過程のいち商品だったとしても

ひどい商品です、今となっては。

これだけ外部に暖かさが漏れていれば

部屋は暖まらないは、暖房器具は常にフル回転するは、

ついでに電気メーターもフル回転するはで、最悪です。

いかに無駄な暖房、エネルギー、電気代を消費しているかです。

恐らくは、このように外部へ暖房がダダ洩れの住まいが

いまだに多いのではないでしょうか。

これでは部屋は暖かくなりませんし、電気代も捨てているようなものです・・・。

 

今、新築住宅で窓のペアガラス(2枚のガラスの間に空気層があるもの)は当たり前ですし、

枠の外側はアルミでも、内側(室内側)は樹脂(熱伝導率が低く、

外部の冷たさが入りにくく、室内の暖房も外へ逃げにくい)という

窓も当たり前になってきました。

当社では、そこからさらに窓枠の外側も樹脂で出来ていて

さらに熱伝導率が低く、結露もしにくく

暖房効率も上がり、エアコンなどの使う電気も少なく済む

オール樹脂窓をお勧めしています。

オール樹脂窓のここ数年の進化は目覚ましく

将来に渡りまず安心して使い続けられます。

オール樹脂窓を使えば、上の写真のように

外から見て窓が赤くなることもありません。

是非、お勧めします。

 

なんだか

メーカーの策略にまんまとハマり

樹脂窓をお勧めしているようですが、

でも住まいを新築されるなら

樹脂窓を採用することを本当にお勧めします。

 

 

 

 

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