耐震等級3の理由

スタンダードホーム

049-293-2472

〒350-1152 埼玉県川越市砂久保143-6

営業時間 9:00~18:00

ブログ

耐震等級3の理由

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2017/11/05 耐震等級3の理由

昨年の熊本地震では

震度7クラスが連続して2回発生しています。

(現在そのデータに疑義が発生しているので震度が変わるかもしれませんが、

少なくとも大きな地震であったことは間違いありません。)

その中で、

「1回目の地震では大丈夫だった家が、2回目でつぶれた」

という話が多くありました。

事実、国土交通省の調査では

今回の熊本地震で倒壊した木造住宅は297棟で、

そのうち1回目で倒壊したのは35棟、

2回目で倒壊したのは262棟だったそうです。

90%近い木造住宅が2回目の地震で倒壊しているのです。

 

現行の住宅の耐震基準では複数回の地震に耐えることは考慮されていません。

基本的に単発の地震を想定しています。

ですので1回目の地震で、構造上の損傷(柱と梁の接合が緩くなったり

筋交いが損傷したり、最低限しかない耐震金物がはずれたり)

が発生し、耐震性が低下したところに

2回目の地震がきて、倒壊に至ったということのようです。

 

現行の耐震基準の耐震等級1では、残念ながらこれが現実なのです。

しかしこれを、耐震等級3で正しく施工した木造住宅にすれば

防げる可能性が大きく、現に熊本地震の

この2回の地震でも耐震等級3の住宅の倒壊は無かったそうです。

 

新築や築浅だとしても

耐震等級が低ければ現実に安心はできないのです。

 

もし地震で自分の住まいが被害を受けたなら・・・。

倒壊したなら建て替えでしょうし(現金で建てるか再度住宅ローンが組めるのであればですが)、

損傷だけでも補修に多額の出費を強いられるでしょう。

 

具体的には

家具の転倒、照明その他の落下や

それによる怪我などの人的被害。

外壁のひび割れ、クロスの破れ

構造上の劣化などの建物被害。

それらもろもろの修繕費用や

住宅ローンの経済的負担。

避難所生活や余震などによる

精神的負担。

これらが重くのしかかってきます。

これらの被害や負担に対処するとき

自分の住まいがほとんと無傷で住み続けられるのか

倒壊し、あるいはそうでなくても住み続けるのが不可能なほど

損傷をうけたかは

大きな違いがあります。

仮に水道や電気などのライフラインが

一次的に絶たれたとしても

自分の住まいにそのまま

あくまでそのまま住み続けられることは

大きな安心と将来に対する希望になるのです。

それは間違いありません。

 

地震はいつ来るかわかりません。

あるいは来ないかもしれない。

 

だけれども万が一の備えとして

住まいを新築するときには

耐震等級3にすることを

お勧めします。

 

スタンダードホームでは耐震等級3を標準としています。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
スタンダードホーム
〒350-1152埼玉県川越市砂久保143-6
TEL: 049-293-2472 FAX:049-293-2473
URL: http://standard-home.com
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

TOP