断・密＝壇蜜！

最近、環境省の省エネ住宅キャンペーンで

その推進大使に壇蜜さんが起用されたとのニュースがありました。

高断熱・高気密の断と密から壇蜜さんなのだとか。

このひねりの無さが笑っちゃいますが

趣旨はとても良く、我々人間の生活の基本である住まいを

高断熱にして高気密にしましょうというもの。

簡単に言えば、魔法瓶やクーラーボックスのように中の温度が外へ逃げにくくするというもの。

そうすれば、燃費の良いクルマのように暖房などの消費エネルギーが減って、

家計に優しく、地球環境にも優しくなる。負荷が低減できる。

加えて、ヒートショックなど家の中での死に至るかもしれない状態を解消して

健康に快適に暮らしていけるというもの。

特に画期的なのは高気密をうたったところです。

今まで高断熱を標榜する行政はあったのですが

高気密を真正面に唱える行政はほとんどありませんでした。

それだけ高気密は施工精度が要求され、

業界全体へ普及させるのが難しかったからではと想像します。

でも時代は、もっといえば地球環境は待ったなし。

待っていられなくなったのでしょう。

加えて「壇蜜」ですから、

「断」だけっていうのもおかしいですものね。

壇蜜さんご本人が、どれだけ気密の大切さをご認識しているか

わかりませんが、とても大事なことの普及に貢献していらっしゃいます。

画期的です。