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毎年のことですが、ヒートショックにご注意を。

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/12/16 毎年のことですが、ヒートショックにご注意を。

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(日本気象協会 tenki.Jpより)

 

今年もヒートショックに要注意の季節がやってきました。

上の画像のように、日本気象協会のHPではヒートショック予報なるものが提供されています。

もうご存じの方も多いかもしれませんが、1年間あたり交通事故死の約5倍の死者が出ているというデータもあるヒートショック。

寒い風呂場や脱衣場、洗面所で服を脱いで、そこから熱い浴槽に入ったり出たりの流れのなかで、その寒暖差による血管や心臓へのストレスから死に至る事故です。

当然冬に亡くなる方が多いのですが、地域的にみると意外や意外、北海道や東北の寒冷地よりも本州の温暖地のほうが、亡くなる方が多いというデータがあるのです。

それは温暖地であるがために、寒暖差に油断していたり、住まいの断熱気密が不十分だったりが主な原因ではと言われています。

ちなみに昔の家は断熱が甘かったり、そもそもその概念が無いことがあったりで、「無断熱」つまり断熱施工がされていない可能性も大いにあります。

それに加えて年配の方は、昔からの習慣で、風呂場、脱衣場は冬、寒いのは当たり前というお考えがけっこうあったりします。

さらに、多少寒くても我慢してしまうのも年配の方が多いように思います。

そのことは結果的にはヒートショックのリスクを高めています。

なかには、ご主人が冬、一番風呂に入った後、風呂場の湿気を逃がそうと窓を開け放して、外気を入れているケースも散見されます。

そんなことしたら風呂場の壁も天井も床も非常に冷たく寒くなってしまいますし、その冷気が他の室内に入ってくる可能性も大いにあります。

それでは自らヒートショックのリスクを拡大しているようなものです。

冬はそもそも湿度が低いので、浴室の湿気はむしろ、外へ逃がすのではなく、室内に取り込んだほうが本当は良いくらいです。

ですから冬、風呂場は窓を開けずに、入り口の折れ戸を開け、湿気を外ではなく、家の他の部屋へもってくるのが正解なのです。

当然、間取り等によりうまくいかないケース、あるいは気持ち的になじめないこともあるかもしれませんが。

それはそうと、とにかく、冬の風呂場まわりは、脱衣場も含め、暖かくすることを強くおすすめします。

 

 

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