ゼロエネルギーハウスとプリウスと住まいで使う電気やガスのこれからと

スタンダードホーム

049-293-2472

〒350-1152 埼玉県川越市砂久保143-6

営業時間 9:00~18:00

ブログ

ゼロエネルギーハウスとプリウスと住まいで使う電気やガスのこれからと

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/03/15 ゼロエネルギーハウスとプリウスと住まいで使う電気やガスのこれからと

tankar_photogallery_02

出光タンカー㈱HPより

 

fune5-15

日本海事広報協会HPより

 

 

人が生活するうえで欠かせないもののひとつに電気があります。

この電気、当然自然に湧いてくるわけではなく

ひたすら電力会社が作っています。

何を元に作っているかというと

2015年の資源エネルギー庁のデータでいうと

石炭32.0%、天然ガス39.9%、石油7.8%だそうです。

日本の発電量の約80%がこれら化石燃料からできているそうです。

水力や風力、太陽光など自然エネルギーによる発電割合は14.5%

ちなみに原子力は0.9%だそうです。

おおよそ知られている問題として

化石燃料は、限りある資源であることや

二酸化炭素を排出することは知られています。

天然ガスも原油もあと50年で枯渇するという説(国際石油開発帝石㈱HPより)もあります。

そんな遠い話ではありませんね。

私はほぼこの世にいないと思いますが

いまの子供たちは生きている可能性が高く、

その彼らが生きているうちにそれら資源が無くなるかも知れません。

だからそれら化石燃料に頼っていてはいけない。

以上は割と知られた話です。

そしてそれと同等ぐらいに問題だと言われはじめている話があります。

それは・・・。

これら化石燃料の多くは輸入に頼っています。

これらを諸外国から購入するのに、年間約20兆円支払っているとのこと。

これは見方を変えれば、日本で電気を作り、使うために、毎年20兆円が外国へ流出しているということです。

我々が毎月支払っている電気代やガス代が巡り巡って海外へ流れているということです。

もちろん日本は、それら化石燃料の大口購入先として

ある意味世界で一定の地位で見られ、大事にされているのかもしれませんし、

そのおかげで成り立っていられる資源国もあると思います。

しかし、日本国内の経済は長期低迷、空洞化、技術の流出など様々な問題を抱えています。

もしかしたら諸外国、資源国に莫大な日本のお金を払っている場合ではないかもしれません。

外国へ払っているエネルギー購入費の分を日本国内へ振り向ける。

一軒一軒では微々たるものだとは思いますが、

そういったことが可能のようです。

具体的には、ゼロエネルギーハウスで実現可能です。

省エネ性能が高く、断熱性気密性の高い住宅で太陽光発電システムを搭載する、

いわゆるゼロエネルギーハウスですが

これが増えれば外国へ流出している資金が減らせるということです。

しかも反対に国内の産業がその分潤います。

その仕組みはこうです。

性能の高い住まいは、電気の使用量が減り、ガスも高効率機器で使用量を減らせ、

しかも太陽光発電設備で発電すれば

かなりの量、電力会社から買う電気が減ります。

買われる電力が減れば、発電量が減り、その分、発電に関わる燃料の諸外国からの購入が減るという考えです。

今自動車では、燃費が良いクルマが多くなり、

プリウスなどのハイブリッド車も増え、日本全体のガソリンの消費量が年々減っているそうですが、

住まいの場合、ゼロエネルギーハウスが増えれば増えるほど、電気やガスの日本全国の消費量が減るのです。

そして高性能な住まい、ゼロエネハウスは、高性能なサッシや断熱材、太陽光発電設備、

そしてそれらを設置するための手間のかかる職人技が関係してきて、その分の費用がかかります。

しかしその分、住み始めてからの光熱費という見方でみると、それは確実に減らすことが出来ます。

ゼロエネハウスのための設備や職人技にお金をかけるということは、

地元や少なくとも日本にお金が落ち、日本の産業がその分潤います。

寒くて性能の低い、しかも不健康で死に至るかもしれない住まいで

昔のアメ車みたいに多くの光熱費を払い続け、巡り巡って諸外国へ延々とお金を流出させ続けるのか?

建設時、若干高くても暖かくて快適、健康でストレスの少ない住まいの建設で、国内にお金を落とし、

少ない光熱費で長く次世代まで住み継げる家を建設するのか?

昔のアメ車か今のプリウスかの選択と同じ関係性が

住まいの建設にもあります。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
スタンダードホーム
〒350-1152埼玉県川越市砂久保143-6
TEL: 049-293-2472 FAX:049-293-2473
URL: http://standard-home.com
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

TOP