入浴後はお風呂の湿気をもらいましょう

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入浴後はお風呂の湿気をもらいましょう

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2018/01/26 入浴後はお風呂の湿気をもらいましょう

冬は基本的に湿度が低くなります。

部屋の中も同じく。

ですから可能な限り、湿度を上げたい。

適度な湿度を保つことが

病気にかかりにくくしたり

お肌に良かったりもするので。

 

そんな中、入浴後によく、お風呂の窓を開けて

寒い外の空気を取り入れ、浴室の湿気を窓から

外へ逃がそうとしたりするケースがあります。

浴室を乾かさなくてはという心理が

そうさせるのかもしれません。

 

しかしそれは間違っているかもしれません。

なぜか。

せっかく室内の湿度が低いのだから

その湿気を外に逃すのではなく、室内に欲しいのです。

 

しかも寒い冬にお風呂の窓を開けつつ

もう一方のドアを閉める行為は

当然ながら風呂場の中は寒くなります

一見、室内にはその寒さは漏れてこないのだから

良いのではと思われるかもしれませんが

そうではありません。

 

もし家の中で暖房していれば

例えドアで区切られていたとしても

その家の中の一部に寒い空間が出来ることになり、

暖房にとってマイナス。

室内ドアは、窓ほど密閉度がありませんから

風呂場から室内へ寒さが漏れてくる可能性大。

 

しかも

風呂場の窓を閉めている時に比べ

広範囲な表面積(お風呂の壁天井)が寒さにさらされます。

ほぼ間違いなく断熱されてないか断熱の弱い

表面積が寒さにさらされるわけです。

そこだけ無断熱状態です。

冷えるわけです。

そうなると

何のために家のなかで暖房しているのか

わからなくなります。

 

冬、少しでも暖かく、かつ湿度も上げるのであれば

入浴後、お風呂の窓は閉めつつ

お風呂のドアは開放し、できれば脱衣場のドアも開放することが

とても有効です。

もし、脱衣場のドアがリビングに面していればなおさら。

 

聞くところによると、浴室からあえてダクト式の換気扇を使用して

リビングなどに湿気を、わざと送れるようにしている

地方の工務店もあるらしいのですが、

そうする理由がとてもよくわかります。

素晴らしいと思います。

メンテナンスなど考えると、なかなかそういった方法は採用できませんが

理屈はよくわかりますし、できれば私もそうしたいくらいです。

 

 

 

 

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