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住まいの燃料について

~小江戸川越のこだわり工務店だより~

2017/09/25 住まいの燃料について

私が子供のころ(昭和50年代・埼玉川越)、

冬、家族での外出から帰って冷えきった住まいに入ってすぐすることは

石油ファンヒーターのスイッチをいれることでした。

もちろん真冬は吐く息が白くなるほど室内は冷え切っているのですが

ほどなくしてものすごく暖かい風がファンヒーターから大量に出て

瞬く間にリビング全体が暖かくなったものです。

当時の家ですから外部との隙間も相当あり、断熱材的?なものも

もしかしたら無いに等しかったかもしれません。

ですがリビング中を瞬時に暖めていました。

が、今考えればそれは

穴の開いたバケツに漏れ出る以上の大量の水を足していたようなものでした。

隙間から外へ相当な暖気が漏れていても、

無断熱に近い壁から暖気が逃げていたとしても

それ以上にファンヒーターが大量の燃料を消費して

大量の暖かい空気を送り出していたのです。

室内だけでなく、地球も暖めていた!のです。

昔はまだ燃料代が今より安価だったでしょうし、

当時、エアコンの能力はまだ未熟で、

ほぼ冷やすことしかできず、暖房器具としては使えませんでした。

おのずと石油ファンヒーターなどになったのだと思います。

断熱気密の低い住まいで大量に燃料を消費して暖房をガンガン焚く。

今思えば灯油という燃料をしょっちゅう買いに走り、

どんどん燃やしてたくさんの二酸化炭素も出していたのでした・・・。

 

 

例えばクルマは今、

より進化して車体のコンパクト化、エンジンのダウンサイジング、

より少ない燃料で走るクルマ、より少ない電力で遠くへ走るクルマへとシフトしました。

実は住まいも進化しています。

しかもここ数年目覚ましい進化です。

クルマの燃料がガソリンや電気ならば

住まいの燃料はガスや電気、水です。

クルマでのエンジンは

住まいでは、冷暖房設備や、給湯設備、照明、水栓器具などにあたります。

クルマを少ない燃料で走らせるには

エンジンそのものを高効率化して燃料の消費を減らすことだけでなく

クルマ自体の重さを軽くする、空気抵抗を減らすなどがあります。

住まいでは、そこで使う設備機器の効率を上げることに加え

家そのものの断熱性、気密性などを上げることが、

住まいを少ない燃料で動かす(=生活する)ことにつながります。

設備機器の高効率化に関しては各メーカーが頑張ってくれていますし、

特に日本の各住設機器メーカーは世界的に見ても素晴らしく高効率で省エネな機器を

日々提供し続けてくれています。

大事なもう一方の断熱性や気密性は

現場での施工の品質がとても重要になります。

ですから省エネ住宅のカギは施工なのです。

 

これから新築注文住宅をお考えの方はぜひ、

賢い省エネな住まいをベースにお考えになってみてはいかがでしょうか。

その家に住む限り、現実的には光熱費というかたちで

家計に直撃するものですから。

それらを押さえたうえで、間取りやデザイン、素材を吟味されてはと思います。

 

クルマはいま、燃費などの経済性をまず第一に考える方が多いと思います。

クルマよりもっと長く使うであろう住まいは、もっと省エネにこだわり

使う電気だったり、ガスだったり、水がより少なくて済む住まいにこだわるべきではと

スタンダードホームは考えています。

 

少ない燃料で快適で健康に暮らしましょう。

 

今日はこの辺で。

長文、失礼しました。

 

 

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